2010年09月21日
ザ・ロック
ふと、目に止まったので見た映画「ザ・ロック」です。
ふふ・・自宅ライブラリーにあるので、いつでも見る事ができます。そう、ニコラス・ケイジものは極力DVD買ってる魚月です。
これね~、もう何回見たかな。でも何回でも見たいと思うんです。
ニコラス扮するFBI 化学兵器専門家 グッドスピード。
侵入も脱獄も不可能と言われた連邦刑務所、アルカトラズ島。観光客81人を人質に、化学兵器を搭載したミサイルをサンフランシスコに向けてテロリストがたてこもり、誰かが潜入することに。唯一人、脱獄を成功させたのはショーン・コネリー扮するメイソン。グッドスピードと共に、アルカトラズ島に逆ルートで潜入することに成功するが、一緒に潜入したシールズは全滅。
化学兵器を搭載したミサイルを無力化するためにグッドスピードと二人で、テロリストに立ち向かう・・・という話ですが、このテロリスト達も、ただのテロではなく、過去の戦争に国からの命令で参加、絶体絶命の中、救援を求めたが国は彼らを見捨て、また公にできない任務であったために遺族にも何の補償もない。
それに憤りを感じた海兵隊のハメル准将(エド・ハリス)が、仲間と共に決起。化学兵器をたてに、国に対して1億ドルの要求を突きつけるのです。
ハメルの優しさを表現するために、アルカトラズ島に着いた時に、小学生の子供達が来ていたのを見て「大切なお願いがあるんだ。先生を連れて今すぐ、船に戻ってくれないか」というシーンがあります。
これから81人の人質をとって、最悪の場合には傷つけることも仕方ないと思う部分もありながら、子供は逃がすという優しさをもたせてるので、観客はただ単にハメルを悪役として見ることはできない。
中盤で、一発のミサイルが発射されたものの、電波で誘導先を変更、海に墜落させるというシーンもあり、ここでも彼が、罪無き人々を無差別に攻撃できないという内面を描いていて感情移入しやすくなっています。
エド・ハリス、男前だしね。
いい役もらったな。
でも、一番はやっぱりニコラスだよね(はいはい)実はショーン・コネリーも好きな俳優の一人。年をとってもこんなワイルドさを持ってる人って少ないと思うから。演技も好きなんだけど、年寄り臭くないところがすごいと思う。よく、「ああ、この人、年とったな~」って思う俳優さんがいるけど(その人の昔の作品を見てるもんだから、余計にそう思える)、この人についてはそれを思わせないというか。「年とったな」というセリフが似合わない俳優です。
Posted by 魚月なつき at 23:33│Comments(0)
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